COFFEE COLUMN

ドリップコーヒーで作る本格カフェオレの淹れ方
黄金比やミルク選びのコツ
カフェオレは、コーヒーとミルクだけで作るシンプルな一杯です。材料が少ないぶん、コーヒーの濃さとミルクの割合、そのわずかな差がそのまま味に出ます。だからこそ、ちょっとした淹れ方のコツさえ知っていれば、驚くほどおいしい本格カフェオレになります。

「カフェオレ」と
「カフェラテ」の違い
普段何気なく飲んでいる「カフェオレ」と「カフェラテ」ですが、実はこの2つはベースとなるコーヒーが違うことをご存じですか?カフェオレはドリップコーヒーで、カフェラテはエスプレッソで作る一杯です。
| カフェオレ | カフェラテ | |
| ベースのコーヒー | ドリップコーヒー | エスプレッソ |
| ミルク | 温めたミルク | スチームミルク (蒸気で温められたミルク) |
| 味わい | やわらかく、コーヒーの風味が穏やかに広がる | 濃厚で、ミルクの甘みとコーヒーの厚みが重なる |
「カフェオレ(café au lait)」はフランス語で「ミルク入りのコーヒー」を指します。牛乳の風味がしっかりと感じられる柔らかな口当たりが特徴で、フランスでは「朝の定番」として親しまれてきました。私たちが普段おうちで楽しんでいるミルクコーヒーは、まさにこの「カフェオレ」にあたります。それでは、ここからはドリップコーヒーで作る本格的なカフェオレの淹れ方を、黄金比や手順に沿って見ていきましょう。

カフェオレの黄金比と淹れ方
割合は1:1
ドリップコーヒーで作るおいしいカフェオレの淹れ方
カフェオレの黄金比を押さえたら、あとは手順どおりに淹れるだけ。材料と手順を見ていきましょう。
材料
- コーヒー粉(中細挽き)
- 12g
- お湯
- 100〜120ml
- 牛乳
- 100ml
準備するもの
・マグカップ(200〜300ml容量のもの)
・ドリッパー
・サーバー
・ペーパーフィルター
・キッチンスケール
・計量カップ
作り方
- 1
粉全体を蒸らしてコーヒーの風味を引き出す 。
- 2
濃いめに、ゆっくり抽出する 。
1分〜1分半かけてゆっくりと抽出することで、ミルクのコクに負けない一杯に仕上がります。 - 3
牛乳を60〜65℃に温める。
(電子レンジを使用する場合は、600Wで約50秒温める。) - 4
コーヒーに牛乳を静かに注ぐ。
抽出したコーヒーに牛乳を注ぎ入れます。

カフェオレをさらに
おいしくするためのポイント
1.鮮度の高いコーヒーを使う
コーヒーの品質は鮮度に大きく左右されるものです。新鮮なコーヒーを使うことで香りが豊かに引き立ち、ワンランク上のカフェオレになります。 コーヒーの鮮度を保つには、「淹れる直前に挽くこと」と、「開封後早めに飲み切ること」、「適切に保管すること」が大切です。開封後の粉は密閉容器に入れて冷暗所で保存し、1ヶ月以内に飲み切りましょう。
2.お湯は90℃前後に
沸かしたてのお湯でコーヒーを淹れると、苦味や渋みが立ちやすくなります。沸騰後に火を止め、数十秒置いてから注ぎます。
3.コーヒーとミルクを「計量」する
目分量で粉とお湯を準備すると、どうしても日によってズレが生じます。特にカフェオレは全体量の半分がミルクですから、その差はブラック以上に大きく響きます。「黄金比」を再現するためにも、スケールやカップを使ってしっかり計量しましょう。

カフェオレに合うミルクの選び方
ミルクの種類を変えるだけでも、まったく表情の違ったカフェオレになります。好みや豆の焙煎度に合わせて、お気に入りの組み合わせを探してみてください。
| ミルク | 味わいの特徴 | おすすめの焙煎度 |
| 成分無調整牛乳 | クと甘みがしっかり。王道の一杯に | 中炒り〜深炒り |
| 低脂肪乳 | すっきりした味わいで、軽やかな質感 | 浅炒り〜中炒り |
| 豆乳 | やわらかな甘みと大豆の香ばしさ | 中炒り〜深炒り |
| アーモンドミルク | ナッツの香ばしさと、さらりとした喉越し | 中深炒り〜深炒り |
| オーツミルク | 穀物のやさしい甘みと、とろみのある口当たり | 中炒り |
※豆乳は温度が高すぎると分離しやすいため、60℃以上にならないように加熱しましょう。
ミルクの種類とおすすめ銘柄の組み合わせを知りたい方は、ミルクの選び方・合わせ方もご覧ください。

カプセル式コーヒーシステム
「ドリップポッド」でカフェオレを
淹れる方法
もっと手軽に、毎日安定したおいしさのカフェオレが飲みたい。そんなときは、カプセル式のコーヒーメーカーを活用するという選択肢があります。
ドリップポッドは、プロのハンドドリップの抽出技術を搭載したマシンと、新鮮なコーヒーを閉じ込めたカプセルによって、最高の一杯を自宅で楽しめる、カプセル式コーヒーシステムです。[文字列の折り返しの区切り]マシンが湯温・抽出速度を最適にコントロールしてくれるため、テクニックいらずでいつでも黄金比に合う濃いめのコーヒーが抽出できます。
ドリップポッドを使ったカフェオレの淹れ方
1.カプセルをセットし、カップを置く
2.メニュー・抽出モード・湯量を選んで抽出する
3.60〜65℃に温めた牛乳100mlを注ぐ
(電子レンジを使用する場合は、600Wで約50秒温める。)
カフェオレにおすすめの
【メニュー・抽出モード・湯量】
香ばしさとコクをしっかり引き出すなら(おすすめ)
| メニュー | COFFEE |
| 抽出モード | STRONG |
| 湯量 | 2(約100ml) |
ミルク感の豊かさを楽しむなら
| メニュー | COFFEE |
| 抽出モード | STANDARD |
| 湯量 | 2(約100ml) |
どちらもコーヒーとミルクは1:1のまま。抽出モードを選ぶだけで濃さを切り替えられるため、黄金比を崩さずに好みの味わいへ寄せられます。

カフェオレにおすすめのカプセル
甘みを楽しんだり、コクを味わったりと、実は奥深いカフェオレの世界。その日の気分に合わせて楽しめる、カフェオレにぴったりのカプセルをご紹介します。

濃厚ビターに仕上げたいなら
【鑑定士の誇り 炭焼珈琲】
スモーキーな香りとほろ苦さが、ミルクの甘みと響き合う一杯に。コーヒー感がしっかりと感じられる、大人なカフェオレに仕上がります。ダークチョコレートのような深いコクと黒糖を思わせる濃厚な甘みの飲みごたえのあるカフェオレは、おやつの時間のおともにおすすめです。


マイルドな甘みを楽しみたいなら
【グァテマラ&コロンビア】
ミルクチョコレートのようなコクが広がり、甘さと深みが調和したカフェオレが楽しめます。 程よいコク感と控えめの苦みが心地よく、フルーティーな甘みも感じられます。華やかなカフェオレは、朝の一杯やリフレッシュにおすすめです。


秋の夜長を楽しむなら
【鑑定士の誇り ミルクにあうブレンド
(数量・季節限定)】
カフェインレスコーヒーを50%使用した、穏やかな飲み心地。ミルクのまろやかな甘みと、アーモンドやヘーゼルナッツのようなローストナッツの香ばしさがふわりと広がります。 コーヒーとミルクが溶け合う、やさしい味わいのカフェオレはゆったりくつろぎたい時におすすめです。

いつものカフェオレをちょっとおしゃれにする簡単アイデア
アイスにしたり、ミルクにひと手間を加えたり。ちょっとした工夫を加えるだけで、カフェオレの印象はガラッと変わります。
おうちでも簡単にカフェ気分が楽しめる、2つのアイデアをご紹介します。

アイデア1|ツートーンアイスカフェオレ
1.グラスにたっぷり氷を入れる
2.冷たい牛乳100mlを注ぐ
3.【COFFEE/STRONG/湯量2】モードでコーヒーを抽出する
4.牛乳の入ったグラスの中に、コーヒーをゆっくりと注ぎ入れる
牛乳にシロップを加えることで、コーヒーを注いだときにきれいな2層に仕上がります。
おすすめカプセルや、くわしい作り方は「暑い季節に飲みたいアイスカフェオレの淹れ方」をご覧ください。

アイデア2|ふわふわフォームミルクのカフェオレ
1.ミルクを約65℃に温め、ハンドミキサーや泡立て器でフォームミルクを作る
2.【COFFEE/STANDARD/湯量2】モードでコーヒーを抽出する※濃いめがお好みの方はSTRONGモードがおすすめです
3.コーヒーを淹れたカップに温かいフォームミルクを注ぐ
乳脂肪分が多めの牛乳を使うと、ボリュームたっぷりのふわふわフォームミルクになります。泡立ちのよい「オーツミルク」もぜひお試しを。
フォームミルクの詳しい作り方や、その他のミルクとの相性は「ふわふわミルクで楽しむカフェタイム」で紹介しています。
まとめ
コーヒーとミルクの一体感がおいしい「本格カフェオレ」。自宅で楽しむポイントは、とてもシンプルです。
・カフェオレの黄金比「コーヒー1 : 牛乳1」をベースにして、好みにあわせて調整する
・コーヒーは粉の8〜13倍の湯量で、いつもよりも濃いめに抽出する
・牛乳は60〜65℃に温める(電子レンジ600Wで約50秒)
このポイントがそろえば、ドリップコーヒーで作るおうちのカフェオレは驚くほどプロの味に近づきます。
コーヒーの鮮度管理や計量を手放して手軽に楽しみたいときはカプセル式コーヒーシステム「ドリップポッド」を活用するなど、ご自身のライフスタイルに合わせてお気に入りの淹れ方を見つけてみてください。


