COFFEE COLUMN

ふわふわミルクで楽しむ
カフェタイム
カフェで味わうようなふわふわのミルクで作るカフェオレを、自宅でも楽しみたいと思いながらも、難しそうと感じている方へ。初心者でも取り入れやすいフォームミルクの作り方や、最適なミルクの選び方をご紹介します。
フォームミルクとは?
フォームミルクとは、ミルクに空気を含ませて泡立てたもの。軽やかでふわふわな泡が特徴で、カフェオレはもちろん、カフェラテやカプチーノ、マキアートなどのカフェドリンクに広く使用されます。
よく似たものに、スチームミルクがありますが、こちらは蒸気で温めたミルクのことで、泡立ちは控えめで滑らかな口当たりが特徴です。
一方、フォームミルクは空気を多く含み、よりクリーミーでふんわりとした質感になります。泡の食感とともに楽しむドリンクにはフォームミルクが、カフェラテのようにミルクのコクを活かしたい場合にはスチームミルクが適しています。

UCC ミルクカップフォーマー
機能性と使いやすさを兼ね備え、自宅で本格的なフォームミルクを楽しめます。
ボタンひとつで、ふわふわのミルクフォームを手軽に作ることができるため、カフェ気分を味わいたい方におすすめ。ホットとアイスの両方に対応しているため、温かいカフェオレはもちろん、アイスオレも楽しめます。
ドリップポッドとの相性抜群
コンパクトなデザインで、容量は300mlまで対応。フォームミルクを作ったカップをドリップポッドに直接セットし、コーヒーをそのまま抽出すれば、手軽に本格カフェオレが楽しめます。
お手入れが簡単
カップの内側には汚れに強いフッ素コートを施したステンレスを採用。注ぎ口も取り外し可能で、カップ全体を丸洗いできる設計のため、清潔に保てます。

フォームミルクを使った
美味しいカフェオレの作り方
【ホットカフェオレ】
①【COFFEE/Standard/ 湯量2】モードでコーヒーを抽出。※濃いめがお好みの方はStrong モードがおすすめ。
②温かいフォームミルクを注いで完成。
【アイスカフェオレ】
①氷を入れたグラスにICED モードで作ったフォームミルクの液体だけを注ぐ。
②①のグラスをマシンにセット。
【COFFEE/Strong/ 湯量1】モードでコーヒーを抽出。
③①で残った泡の部分を②のコーヒーの上に乗せて完成。

フォームミルクに適した
ミルクの選び方
フォームミルクは、使用するミルクの種類によって泡立ちや食感が大きく変わります。泡立ちのしやすさや食感には 乳脂肪分・タンパク質、液体の粘度 が大きく影響します。それぞれの特性を活かしながら、自分好みのフォームミルクを見つけてみてください。
【牛乳】
※おすすめ:成分無調整・乳脂肪分3.5% 以上の牛乳
泡立ちやすさ:◎(高い)
食感:クリーミーでなめらか
乳脂肪とタンパク質のバランスがよい牛乳は、安定したフォームを作ることができます。一方、低脂肪乳(1.5%以下)は泡立ちにくく、泡の持続性も低めです。
【豆乳(ソイミルク)】
泡立ちやすさ:△(やや低い)
食感:きめ細かいが軽め
甘さが添加された調整豆乳は、無調整豆乳と比べると泡が安定しやすいのが特徴です。ただし、豆乳は60℃以上に温めると分離しやすくなるため、温度管理が重要です。
【オーツミルク】
泡立ちやすさ:◎(高い)
食感:なめらかでミルキー
オーツミルクは炭水化物由来の糖分が多く、泡の持続性が高いのが特徴です。
【アーモンドミルク】
泡立ちやすさ:△(低め)
食感:軽めでさらっとした泡
脂質が多くタンパク質が少ないアーモンドミルクは、泡が崩れやすいのが特徴です。
ミルクフォーマーがない場合
ミルクフォーマーがなくても、ふわふわのフォームミルクを楽しみたい方へ。身近な道具を活用すれば、自宅でも手軽にフォームミルクを作ることができます。まずは簡単に試せる方法から始めて、フォームミルクのあるカフェタイムを楽しんでみませんか?おすすめの代用アイデアをご紹介します。

●ハンドミキサーや泡立て器を使う
約65℃に温めたミルクを泡立て器で空気を含ませながら泡立てる。

●密閉容器を使う(シェイク法)
深底のタッパーなどの容器に温めたミルクを入れ、蓋をして30秒ほど勢いよく振る。
ふんわりとしたミルクの泡が加わるだけで、コーヒーはいつもと違う特別な一杯に。ホットでじんわり温まりたいときも、アイスで爽やかに楽しみたいときも、フォームミルクがあるだけで、よりなめらかで贅沢な味わいが広がります。フォームミルクを取り入れて、自分好みの心地よいカフェタイムを楽しんでみてください。