COFFEE COLUMN

暑い季節に飲みたい
アイスカフェオレの淹れ方
コーヒーの香ばしい風味とミルクのコクが絶妙に合わさった、爽やかでクリーミーな極上アイスカフェオレを作るためのコツと、見た目も美しい二層のツートンカフェオレの作り方を紹介します。
おいしい作り方のポイント

1. 濃いめにコーヒーを抽出する
アイスカフェオレは氷で冷やすため、通常のコーヒーよりも濃いめに抽出するのがポイント。コーヒーが薄まらず、しっかりとした風味を感じることができます。ペーパードリップなら、お湯の量を通常より少なめ(粉の量に対して6~8倍目安)に調整しましょう。

2.ミルクは冷たいものを使用する
しっかりと冷えたミルクを使うことで、よりすっきりとコーヒーの風味が生きた味わいに仕上がります。乳脂肪分の少ない低脂肪乳を使えば軽やかに、成分無調整の牛乳を使えば濃厚な味わいに。好みの味わいに合わせて選んでみてください。

3. 溶けにくい氷を使用する
アイスカフェオレはしっかり冷やすことで美味しさが際立ちます。透明度の高いかちわり氷を使うのがおすすめします。最後まで味が薄まらないようにするのがコツです。

【濃厚ビターなアイスカフェオレ】
苦味とコクが強い深炒りのコーヒーは、ミルクとの相性が抜群です。おすすめはブラジルやインドネシア、ベトナムといった、深炒りと相性の良い産地。香ばしいローストナッツのような風味やチョコレートのような風味を生かしたカフェオレに仕上がります。濃厚なコクが味わえるカフェオレにおすすめの割合は、コーヒー2:ミルク3 です。コーヒーの力強さを感じつつ、ミルクの甘みが楽しめます。
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【すっきりマイルドなアイスカフェオレ】
甘く香ばしい風味とコクのバランスが取れた中炒りのコーヒーは、アイスカフェオレにするとコクがありながら後味すっきりと軽やかな味わいが楽しめます。おすすめはコロンビアグァテマラといった、甘みとコク、酸味のバランスが良い産地。ミルクと合わさるとミルクチョコレートやキャラメルのような甘い香りが豊かなカフェオレに仕上がります。基本の割合である、コーヒー1:ミルク1 で作ると、ミルクとのバランスもよくスッキリとした飲み心地に。
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ツートンカフェオレの作り方
– 材料
【濃厚ビターなアイスカフェオレ】
・コーヒー:70ml
【COFFEE/Strong/ 湯量1】モードでコーヒーを抽出。
・牛乳:105ml
【すっきりマイルドなアイスカフェオレ】
・コーヒー:100ml
【COFFEE/Strong/ 湯量2】モードでコーヒーを抽出。
・牛乳:100ml
・氷:適量
・シロップ(はちみつ):お好みで
– 作り方
①グラスにたっぷり氷を入れる。
②冷たい牛乳を注ぐ。
※コーヒーを注ぐ前に牛乳にシロップ(はちみつ) を入れて甘さを加えることで、コーヒーを注いだ時にキレイな層に仕上がります。
③コーヒーを氷に沿わせながら、じっくりと時間をかけて入れる。