DRIP POD STORY
千の丘の国 ールワンダー
「ミルコリンズ(千の丘の国)」とも呼ばれいくつもの丘が連なる美しい風景。
海抜1,500m〜2,200mという高地にあり、冷涼な気候やミネラルをたっぷり含んだ火山灰土壌など、素晴らしい条件を兼ね備えたルワンダは、世界でもトップレベルのスペシャルティコーヒーの産出国として注目されています。
1990年からの内戦と1994年のジェノサイド(大虐殺)。想像を絶するような忘れがたい歴史をもつルワンダ。そこから25年以上を経て、農業改革やIT産業の振興などにより急速な経済成長を遂げ、「アフリカの奇跡」とも呼ばれています。
その中でもコーヒーは復興のシンボルとなりました。
ルワンダのコーヒーの歴史は20世紀初頭からといわれており、一時コーヒー産業は大きく成長しましたが、内紛により一度は衰退してしまいました。しかし、再び悲しみから立ち上がろうとする人々の手によって土壌は整えられ、大切に世話をすることで、今では葉を繁らせ美しいコーヒーチェリーを実らせています。上品な酸味と他に類を見ない鮮やかな印象を持つコーヒーは、ルワンダの経済を支える重要なビジネスとなっています。