COFFEE COLUMN

夏の新定番コーヒーソーダ
夏になると飲みたくなる、炭酸飲料。コーヒーの香りとほろ苦さを重ねた「コーヒーソーダ」が注目を集めています。軽やかな飲み心地で、暑い季節にぴったりの新しいスタイル。自宅でも手軽に楽しめるレシピと、もっとおいしく仕上げるためのコツをご紹介します。
コーヒーソーダとは
暑い季節にぴったりなドリンク「コーヒーソーダ」。
コーヒーに炭酸水を加えたアレンジドリンクで、「炭酸コーヒー」や「スパークリングコーヒー」とも呼ばれています。海外では、エスプレッソにトニックウォーターを合わせた「エスプレッソトニック」などが定番で、夏のリフレッシュドリンクとして広く親しまれています。

日本でのコーヒーソーダの歴史
日本でも1950年頃「炭酸コーヒー」が初めて販売された歴史があります。しかし、当時は深炒りで苦味の強いコーヒーが主流だったため、炭酸と組み合わせると味わいが強すぎると感じられ、なかなか定着しませんでした。繊細な味わいを好む日本人には、苦味が際立ちすぎたのかもしれません。近年は、浅炒りやスペシャルティコーヒー、クリアな水出しコーヒーなど、軽やかな味わいの選択肢が増えたことにより、コーヒーソーダへの関心も高まっています。「濃くて苦い」だけではないコーヒーの楽しみ方が広がる中で、日本人の舌にもなじみやすいコーヒーソーダが進化しつつあります。爽快感とスッキリ感を両立できるドリンクとして、根強いファンを獲得しています。
基本のコーヒーソーダの作り方
材料
- コーヒー※
- 70ml
- 無糖炭酸水
- 30ml
- 氷
- 適量
- レモン(串切り1/8 個)
- 串切り1/8 個
- シロップ
- 12g
※おすすめのカプセル「鑑定士の誇りアイスコーヒー」
作り方
1グラスに氷を入れてマシンにセット。
【COFFEE/Strong /湯量1】モードで
コーヒーを濃いめに抽出する。- 2
炭酸水を静かに注ぎ、軽く混ぜる。
- 3
レモンを絞って、シロップを入れて完成
※炭酸が抜けないように、できるだけそっと注ぎ、かき混ぜすぎないのがコツです。
プロが解説
コーヒーソーダを
おいしく飲むコツ
コーヒーソーダを
おいしく飲むコツ
UCCコーヒーアカデミー専任講師であり、ジャパンハンドドリップチャンピオンの土井克朗さんに、コーヒーソーダを楽しむためのヒントを伺いました。

ソーダと相性の良いコーヒー
ソーダの気泡がはじけることで、コーヒーの苦味・酸味・香りがより鮮明に広がります。浅炒りで甘みや華やかな香りをもつスペシャルティコーヒーは、よりフレーバーが際立ちます。ハワイやエチオピアのようなフルーティーなものは軽やかに、コロンビアやグァテマラのよう なコクのある豆は、味わいのコントラストを楽しめます。
おすすめカプセル




おすすめの甘みの加え方はこちら
少し甘みを足すと、味がまとまりより飲みやすくなります。
⚫︎ガムシロップ:まずは手軽にトライできる定番としておすすめです。
⚫︎黒糖:コク深く、リッチな印象に仕上がります。
⚫︎はちみつ:水で割ると使いやすく、余韻の甘さが続きます。
⚫︎アガベシロップ:少量でもしっかり甘みがつき、さらっと仕上がります。

炭酸の種類による違い
炭酸の強さや泡の細かさで、飲み心地が変わります。
●強炭酸:刺激が強く、爽快感とコーヒーの香りがより際立ちます。
●微炭酸:やわらかな口当たりで、食感もなめらかに仕上がります。
●瓶入り炭酸:炭酸が抜けにくく、香りを長く楽しめます。

おすすめの飲み方 (グラス・ストローなど)
グラスやストローで、味わいの印象も変 わります。
●グラスでそのまま飲む
炭酸が口の中で広がり、メリハリのある味わいに。フルートグラスやロンググラスがおすすめです。
●ストローで飲む
口の中でコーヒーから炭酸へと順に広がり、味の変化を楽しめます。かき混ぜるときは、縦に軽く混ぜるのがポイントです。
夏にぴったりのコーヒーソーダ。
浅炒りから深炒りまで、炭酸との組み合わせ次第でさまざまな表情を楽しめます。炭酸の強さや甘みのバランスを少し意識するだけで、自分好みの味に仕上がります。
この夏は、ドリップポッドでコーヒーソーダを楽しんでみてはいかがでしょうか。

【Profile】
土井 克朗(どい かつろう)
UCC コーヒーアカデミー講師
2005 年入社。上島珈琲店の店長やエリアマネージャーを経験した後、2014 年にハンドドリップの技術を競う「ジャパンハンドドリップチャンピオンシップ2014」で優勝。その後、商品開発にも携わりながら、UCC 社内の認定資格である「UCC コーヒーアドバイザー」を取得。2016 年より現職。コーヒーにまつわる国際資格を多数取得し、UCC コーヒーアカデミーでセミナーを受け持ちながら、多数の製品監修やトレーナーを務めるほか、全国で講習会を開催するなど、コーヒーの啓蒙活動を行っている。


