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スプリングブレンド2026
開発秘話
2020年よりドリップポッドでは、シーズンごとに“その季節ならではの味に出会える” 一杯として、季節の移ろいを表現したブレンドをお届けしています。2026年春お届けするブレンドは、白桃のような甘みとジャスミンのような香りで“春風”をイメージしました。今年のブレンドの開発秘話として誕生背景や味わい、おすすめの楽しみ方をご紹介します。

味わいのコンセプト
「スプリングブレンド2026」は、白桃のようなやわらかな甘みと、ジャスミンのような華やかな香りで、“春風”をイメージしています。冷たさの残る空気の中に、春風がやわらかく混じりはじめる瞬間を一杯のコーヒーで表現しました。なめらかな口当たりと軽やかな余韻が特徴です。丸みのあるフルーティーな酸味とミルキーな質感のバランスを重視し、ホットで飲むとジャスミンのようなフローラルな香りが感じられ、少し温度が下がってくると、白桃を思わせるとろりとした甘み、ミルキーなコクが穏やかに広がる設計になっています。

個性を活かすブレンドの設計
コンセプトが固まったら、ブレンドを組み立てていきます。スペシャルティコーヒーのもつ風味特徴を最大限に引き立てたブレンドを作るために、原料選びはとても大切な役割です。他のスペシャルティブレンドと同様、今回も、コーヒー鑑定士 中平が味づくりを監修しました。
味づくりでは、まずどの風味を中心に立たせたいか(=骨格)を決め、そこに重ねる味わい(甘さ・酸・余韻)の役割を整理しながら、細かくブレンドを調整します。春風」「白桃」「ジャスミン」というキーワードを軸に、3つの原料を選びました。

ブレンドのベース
ベースには、スペシャルティコーヒーの生産地としても名高い、エチオピア①イルガチェフェ地方産のコーヒーを採用。ジャスミンを思わせるフローラルな香りと白桃のような柔らかい果実味が特徴なため、回のテーマを表現するうえで欠かせない存在です。
ブレンドのアクセント
個性を引き立てるアクセントとして、2つのオリジンを組み合わせました。 一つ目は、ホンジュラス エルプエンテ農園(ナチュラル)のコーヒー。カラメルのような甘さに、シナモンのようなスパイスを思わせるニュアンスが重なり、ナチュラル精製ならではの濃厚な甘みを加えています。 二つ目は、ウエウエテナンゴ地域のエル・センデロ農協で評価された3農家のロットで作られたグァテマラ ハミングバード(ウォッシュド)のコーヒー。スイートオレンジやミルクチョコレートのようなフルーティーで明るい果実味とクリーミーな質感が特徴です。この2つのオリジンをバランスよくブレンドし、柔らかい甘さやミルキーな質感を引き出しています。
※ウォッシュド・・・コーヒーの実を生豆に精製する方法のひとつ。収穫したコーヒーの実を水槽に入れ、混入物や未熟豆を除去した後、果肉除去し、再度水洗いなどして粘液質を取り除いてから乾燥し、脱穀機にかけて生豆にする方法。「水洗式」とも言う。
※ナチュラル・・・コーヒーの実を生豆に精製する方法のひとつ。収穫したコーヒーの実をそのまま天日などで乾燥させ、十分に水分が抜けてから脱穀機にかけて、乾いた果肉や殻を取り除き、生豆にする方法。果肉や果皮ごと乾燥させるため、フルーティーな香りや甘みが感じられやすいことが特徴。「非水洗式」とも言う。

味わいの特徴
華やかなフローラル感
エチオピア イルガチェフェならではの、ジャスミンを思わせるフローラルな香りが印象的で、ひと口ふくむと、紅茶のようなすっきりとした印象とともに、軽やかで華やかなアロマがやさしく広がります。
白桃を思わせる甘さと
クリーミーな口当たり
ホンジュラス エルプエンテやグァテマラ ハミングバードを組み合わせることで、まろやかな甘さやなめらかな質感を引き出しました。クリーミーでやさしい口当たりが続く、穏やかな味わいです。
おすすめのコーヒーマリアージュ

桜餅(道明寺)
コーヒーのジャスミンのようなフレーバーが桜葉の風味を引き立て、さらに華やかな印象に。あんこの甘みと自然に溶け合い上品な甘さが広がります。

レアチーズケーキ
アイスで合わせると、コーヒーのなめらかな口あたりがチーズのクリーミーさとなじみ、爽やかな酸味が引き締まった印象に。後味には、白桃を思わせる甘みと、ジャスミンのような繊細な香りが重なり、みずみずしくフルーティーな余韻が広がります。




