
ドリップポッドのこだわり
STORY #2 名門エルプエンテ農園の至高「マリサベル ゲイシャ」
第2回目は、エルプエンテ農園 農園主マリサベルのつくる”ゲイシャ”の魅力をお届けします。
マリサベルさんは「エルプエンテ農園」の4代目。スペシャルティコーヒーの名門といわれるこの農園で、小さな頃からコーヒーと暮らしてきました。今は農園技師の夫、モイセスさんとともに支え合いながら切り盛りしています。ここで育つコーヒーは、豊かで美しい。マリサベルさんたちが掛けた手間ひま、注いだ愛情に、応えるようにコーヒーは育ちます。
4代続くホンジュラスの名門エルプエンテ農園
「エルプエンテ農園」のコーヒーの品質の高さは、スペシャルティコーヒー業界でも評価が高く、スペシャルティコーヒーの最も権威ある国際品評会(CoE)では、2016年のホンジュラス大会で優勝した経歴を持ちます。農園主のマリサベルさんはCoE優勝後も日々コーヒーに真摯に向き合っており、農園の土に合った品種の選定や、コーヒーの特徴をより引き出す精製方法の研究などコーヒーの品質向上に積極的に挑戦しています。
農園主マリサベルが作る唯一無二の” ゲイシャ”
マリサベルさんが初めて“ゲイシャ”の栽培をスタートされたのは2007年。
2012年以降、ホンジュラス国内で“ゲイシャ”の栽培に挑戦する農家が増え、私たちが2016年に“ゲイシャ”をCoEへ出品して優勝して以来、さらに関心が高まりました。「エルプエンテ農園」で育つ“ゲイシャ”はパナマのものとは異なる風味特徴があり、スウィートオレンジの白い花のような可憐で華やかな甘い香りが特徴的と言われています。
市場での需要の高まりから、「エルプエンテ農園」では、“ゲイシャ”の植え付け量を増やすのみでなく、調査研究を重ね、様々な精製方法に挑戦しています。
今日まで試行錯誤しながら栽培を続けてきたのは、彼女のコーヒーに魅了された多くのファンの期待に応えたいから。“ ゲイシャ”をできるかぎり最高な状態で届けたいという想いのもと、マリサベルさんは今日も栽培に取り組んでいます。